J-CASTニュース:救助隊派遣と義援金 中国で「日本評価」急上昇
まず、四川省の大地震でお亡くなりになられた方々の冥福をお祈りします。
地震大国である日本だからこそ出来る支援もあろうかと思いますので、そこは日本を是非頼りにして頂きたい。
さて、タイトルのものはJ-CASTニュースの05/16付記事なのですが、個人的に「おっ」と思った部分があります。
一方、日立製作所中国法人も「日立グループは、今回の中国四川省における地震災害に対し、物資の提供を含む800万元相当の支援を行い、現地の救援と復旧に必要とされる建設機械での支援を優先して行う」と話し、東芝中国法人も「東芝は被災地域の救援のため、グループで2000万円の義援金を出すこととなった」と答えている。
日立グループは、なんとこの時点で建設機械の提供まで決定しているとは・・・。
実際問題として、倒壊した建物等での救助活動には、建設機械(というか用途的にはクレーン機、破砕機なんだけど)が欠かせません。
特に都市部における高層建築物の倒壊等だと、人間の力だけではどうにもならない障害物が地震によって作られてしまいますので、こういうものは建設機械があればかなり救助活動が進むことになるわけです。
ま、作るときに建設機械を使わないと作れない程の内容ですので、壊すときも壊した後に取り除くときも当然、必要になることは容易に想像出来ると思います。
日立製作所を頂点とする日立グループには、日立建機株式会社という建設機械の子会社が存在します。
そのホームページでは、05/13付のプレスリリースで「中国・四川省地震における、日立建機グループの対応策について」というものが発表されています。
地震が発生したのが05/12ですから、かなり早い支援決定ではないかと思います。
そうすると、日本の建設機械メーカーは日立建機以外にも、大きい所で、小松製作所、新キャタピラー三菱、コベルコ建機、住友建機とあるわけですので、それらのメーカーさんはどうなんだろうと思うわけです。
んでもって、ちょっとチェックしてみると、小松製作所は、05/14付ニュースリリースで、コベルコ建機も、05/14付ニュースリリースで、住友建機も、05/14付ニュースリリースで、それぞれ支援を発表しています。
割と各社とも、早い支援決定を行っているようです。
日立建機もそうですが、小松製作所とコベルコ建機は中国に工場も持っています(しかもコベルコ建機の工場は「成都」ですからね)。
(なお、ニュースリリース等が今のところ無い新キャタピラー三菱は、親会社である米国キャタピラー社との商圏の問題がありますので沈黙しているのか、あるいは支援はしているけど発表が無いのかちょっと不明)
ちなみに、住友建機はお金のみの支援となっておりますが、これは中国に工場がないからですね。
現物が中国内に準備出来ない(日本等からの輸送になる)ので、まあ、しょうがないでしょう。
尤も、2009年2月稼働を目標に唐山市(1976年に唐山地震があった所だったりします・・・)に建設中のようですけど。
建設機械分野の中国市場の好況さを考慮すると(ドライに考えて)明日のビジネスに繋がる布石と捉えられなくもないですが、こういう支援を早くから民間企業レベルでも行っているということを見ると、つくづく「日本も捨てたものじゃないなぁ」と思えたりします。
05/21追記:
新キャタピラー三菱も、05/20付のニュースリリースで支援してたことを報告してました。やはり、キャタピラー社の話も含めてなので、リリースが遅くなったのかもしれません。
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